天の岩戸 杉木立に囲まれた祠と石段
三重県志摩市 磯部町恵利原

天の岩戸
あまのいわと

天照大御神が隠れたと伝わる洞窟から、今も涸れることなく湧き出る名水百選の清水。
杉木立に包まれた、静かな祈りの森。

TELLS A MYTH / 神話が息づく場所

日本神話「天岩戸隠れ」の舞台のひとつと伝えられ、
地元では今もこの一帯を「高天原」と呼ぶ。

弟・須佐之男命の乱暴を戒めるため、天照大御神が身を隠したという洞窟。太陽の神が姿を消したことで世界が闇に包まれ、力の神・天手力男神が岩戸をこじ開けて光を取り戻した——「古事記」「日本書紀」に記されるこの物語の舞台のひとつが、志摩市磯部町の山あいに今も静かに佇んでいます。

洞窟の湧出口は直径およそ50センチメートル。奥行きは約10キロメートルにおよび、遠く伊勢神宮の内宮へ通じているという言い伝えも残ります。境内に常駐する神職はなく、社殿も置かれていない、自然そのものを崇める原始的な聖地です。

恵利原の水穴
認定名水百選(環境省)
選定部門秘境の名水部門 第4位
湧出量1日 約31,000トン
水温通年 約14℃
水系神路川の源流・神路ダムへ
見頃岩戸桜(3月下旬)
天の岩戸への参道と鳥居、石碑
APPROACH

駐車場から続く参道、
その先に建つ小さな鳥居。

駐車場から歩いて数分。杉木立に差し込む光と、川のせせらぎだけが響く一本道です。石碑をくぐった先に見えてくる鳥居が、神域の入口であることを静かに知らせてくれます。舗装された道のため、歩きやすい服装であれば無理なく参拝できます。

禊滝と石灯籠、緑に囲まれた清流
MISOGI TAKI

落差3メートル、
修行者を迎える「禊滝」。

洞窟から湧き出た清水は、落差およそ3メートルの禊滝となって流れ落ちます。滝壺のそばには、天手力男神が残したと伝わる手形の石も。木漏れ日と水音に包まれたこの場所は、写真だけでは伝わらない冷気と静けさに満ちています。

境内に照明設備はありません。日暮れ後の参拝は避け、明るい時間帯にお越しください。湧き水は生のままでは飲用できないため、持ち帰る場合は必ず煮沸してからお召し上がりください。
ACCESS / アクセス

森の奥深く、静けさに守られた場所へ。

所在地

〒517-0209
三重県志摩市磯部町恵利原

電話 0599-46-0570
(志摩市観光協会案内所)

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お車の場合

伊勢自動車道・伊勢ICから伊勢神宮内宮方面へ約25分。県道伊勢磯部線から森の中の道を約2km進みます。道幅が狭い区間があるため対向車に注意してください。

※大型車は進入できません。

駐車場

境内近くに無料駐車場あり(約20台)。繁忙期は満車になることもあります。

公共交通機関の場合は、近鉄志摩磯部駅から車で約10分です。

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STAY NEARBY / 周辺の宿

静けさの余韻を、
一泊してから持ち帰る。

天の岩戸から伊勢神宮、志摩の海までは車で30分圏内。参拝の前後に泊まれる宿を探して、旅の時間にゆとりを持たせてみませんか。

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